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セーフティ
 メルセデス・ベンツの安全技術開発が本格的なスタートを切ったのは、いまから60年以上も前の1939年。開発部門内にパッシブセーフティの専門部門を創設し、当時はその発想すらなかった「自動車の衝突安全性」の研究に着手しました。1959年には現在にも通じる本格的な衝突実験を開始。1969年には、実際の事故現場に急行して人間や車両の被害状況を調査し、事故原因を含めた様々な事実を分析・研究する事故調査活動が始まりました。そして、現在までに3,000件以上もの調査を行い、他に代えがたい貴重なデータを数多く蓄積しています。「オフセット衝突」に対応する衝撃吸収構造ボディも、ABS(アンチロック・ブレーキング・システム)もシートベルトテンショナーも、事故調査による結果から導き出された安全技術なのです。

 また、それらの特許を独占せず次々に公開してきたのは、自社の車だけでなく世界中の車の安全性の向上を願うからにほかなりません。 安全性は単なる技術ではありません。何よりも尊い人間の生命を、何よりも優先して守ることに全力を注ぐ、メルセデス・ベンツの心そのものなのです。
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